アダルトアフィリエイトと風営法
アフィリエイトは遍く世に行き渡った感がありますが、要は「Webやメルマガ等に貼ったリンク経由で販売サイトを訪れて商品購入をすると、リンク元のサイト主に報酬が支払われる仕組み」ということですね。
この中で成人向けの商材を扱うのが、アダルトアフィリエイトなのですが、リンク先のサイトは(1)動画配信サイト、(2)出会い系サイト、(3)ライブチャット、(4)恋愛やセックスに関する情報商材販売、(5)アダルトグッズ・下着やコスチューム・媚薬類といったものが主なようです。
(1)と(3)は、映像送信型性風俗特殊営業という区分になり、(2)出会い系サイトはインターネット異性紹介事業、(4)と(5)はおそらく風営法の規制の対象外だと思われます。(5)は性具としてでなく、ジョークグッズとして売っているからでしょうか。
ただ、アフィリエイトリンク(リンク先を識別するための固有コードを含んだリンク)を貼っている側は、風営法の許可を受ける必要はないようですね。
また、営利を目的としない動画配信サイトは、風営法の対象にはならないようです。しかし、内容がわいせつ物にあたれば、わいせつ物頒布等の罪の方に問われる筈です。