風俗店のサイトから相互リンクを持ち掛けられて、申し出を受けたら違法風俗店だった……。なんてことがあり得るんだなと思ったのが、「サイトで違法風俗店紹介。全国初逮捕（サイトトップ：『性シュン☆ヒーローズ』」の事件。2008年9月の出来事でした。
　
　これだけでは、逮捕後に起訴されたのか、裁判になったとしてどんな判決だったのか、わかりません。似たようなケースで、違法エステ店の広告をインターネットの風俗検索サイトに掲載して逮捕されたケースが2009年に、同じく大阪でありました。
　
　更に調べるてみると、類似の事件は年に何件か起きているようです。大抵は、無届の風営店やエステ、マッサージ店だと知っていて掲載した結果らしいですが、知らなかったから済まされるというものでもない筈です。
　
　「違法デリヘル店舗はここで見極める（サイトトップ：デリヘル遊び方情報局」デリヘル遊び方情報局のによれば、サイトに「無店舗型性風俗特殊営業届出済」の表示がない場合、危ない店舗である可能性が高いようです。
　
　風営店のサイトの場合、ちょっといいアダルトサイトを見つけたので紹介するという、軽い気持ちでリンクするのは危険だということですね。
　
　現実的には業としてでなければ、逮捕までされる可能性はごく低いとは思います。ただ、個人的にであれアダルトサイトやエログを運営するなら、風営法とも無縁ではいられないということなんですね。